2022/05/24(火)
脊柱管狭窄症とは?
本日は脊柱管狭窄症について解説したいと思います。
脊柱管狭窄症とは、「脊柱管」と「狭窄」が合わさった言葉になります。
ですので、
1.脊柱管とは何か?
2.狭窄とは何か?
3.なぜ脊柱管狭窄症になるのか?
を解説していきます。
1.脊柱管とは何か?
脊柱管とはあまり聞き慣れない言葉ですが、背骨(椎骨)に開いた穴のことです。
この穴の中を脊髄が通ります。
1つの椎骨には必ず1つの穴が開いており、この穴が重なることで首から骨盤までの長いトンネルを作っています。
2.狭窄とは何か?
狭窄とは難しい言い回しをしていますが、「狭くなっている」という意味です。
ここまでをまとめると、脊柱管狭窄症とは、
脊髄が通るトンネルが狭くなってしまう疾患です。
では、
3.なぜ脊柱管狭窄症になってしまうのでしょうか?
脊柱管を狭くしてしまう原因はいくつかあります。
例えば、
・腰椎すべり症
・脊柱管内の靭帯が分厚くなったり、骨化してしまう
・脊柱管内に骨棘という骨のトゲができてしまう
・椎間板が脊柱管内にまで飛び出してしまう
・反り腰
などが挙げられます。
上記の・反り腰以外が重度になると手術が必要ですが、原因として多くみられるのが反り腰です。
脊柱管は腰を曲げると広くなり、腰を反ると狭くなるという特性があります。
ですので、脊柱管狭窄症の特徴的な症状である”歩くと痛みやしびれが出て、座るなどして腰を曲げて休むとまた歩ける”という現象が起こります。
つまり!反り腰を改善して、姿勢を良くすることで脊柱管狭窄症の症状を改善できるということです!
反り腰の方は、太ももや股関節の前にある筋肉が硬くなっていることがほとんどですので、これらの筋肉をストレッチなどで柔らかくしていきましょう!
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