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腰痛改善ブログ

2022/05/14(土)

坐骨神経痛とは?

坐骨神経痛

 

 

本日は坐骨神経痛について解説していきたいと思います。

 

坐骨神経痛を解説するにあたり、
1.坐骨神経とは何か?
2.坐骨神経痛とは何か?
3.なぜ坐骨神経痛になるのか?
をお話しさせていただきます。

1.坐骨神経とは何か?
まず神経とは、大きく分けて中枢神経と末梢神経の2つに分けられます。
①中枢神経・・・大脳、脊髄
②末梢神経・・・脊髄から出て筋肉や内臓に向かう神経

坐骨神経とは末梢神経の1つです。

末梢神経は、脊椎と脊椎の間から出て筋肉に向かいます。

坐骨神経は、第4腰椎~第3仙椎(L4~S3)から出た神経の束で、人体の中でも太く、長い神経です。
この神経は腰椎、仙椎を出ると大きな束になり、お尻と脚の後面を下降し、足の裏にまで至ります。

しかし、この太くて長い神経がそのまま足の裏まで行くのではなく、枝分かれをして太ももの筋肉に届いたり、後半では坐骨神経自体が2つに分かれて最終的に足の裏まで至ります。
つまり坐骨神経とは、腰椎と骨盤から出た神経の束で、足の裏まで行く大きな国道だと考えて下さい。
足の裏が国道の終点だとして、終点に至るまでに太ももやふくらはぎの筋肉に達する県道や市道という枝を出したり、国道が二手に分かれたりします。

この坐骨神経は、脚の後面を下降し、膝の少し上で脛骨神経と総腓骨神経に分かれます。
脛骨神経はふくらはぎを経由して足の裏まで達し、総腓骨神経はすねを経由して足の甲まで達します。

2.坐骨神経痛とは何か?
実は、坐骨神経痛とは正式な病名ではありません。
体に表れる「症状」の名前です。

1.でお話しした坐骨神経沿いに出る痛みやしびれを総称して坐骨神経痛と呼ばれています。
坐骨神経は最終的に足の裏や足の甲にまで達しますが、一般的にはお尻から脚の後面にみられる痛みやしびれを指すことが多いです。

3.なぜ坐骨神経痛になるのか?
坐骨神経痛は「症状」ですので、この「症状」を起こしてしまう原因疾患があります。
例えは、
・腰椎椎間板ヘルニア
・脊柱管狭窄症
・腰椎すべり症
などが挙げられます。

これらは全て腰椎部分で坐骨神経が圧迫されて症状が出ていると考えられています。
腰椎椎間板ヘルニアであれば、椎間板が神経を圧迫してしまい、脊柱管狭窄症や腰椎すべり症では脊髄や神経の通り道が狭くなり、やはり神経を圧迫してしまうというのが整形外科的な見解です。

では、坐骨神経痛を治す方法は手術しかないのでしょうか、、、
答えはNoです!
手術以外の方法で坐骨神経痛を治す方法はあります!
むしろ、腰痛でお悩みの方は「手術をしたけど良くならなかった」という事を一度は聞いたことがあるのではないでしょうか。

大事なことは、あなたの坐骨神経痛は手術が必要なのか、必要でないのかを正確に判断することです。
もし本当に坐骨神経痛の原因が腰椎部分にあれば手術が必要です。

しかし、もし原因が腰椎部分(腰)になかったらどうでしょうか?
腰椎部分に原因がないから「手術をしたけど良くならなかった」ということが起こるのではないでしょうか。
また、痛みやしびれがあるにも関わらず、病院で「レントゲンやMRIの結果は問題ないんだけどね」と言われたことがある方もいると思います。

私は15年間整形外科に勤務していましたが、手術が必要な方は少なく、手術が必要でない方のほうが圧倒的に多いです。
つまり!坐骨神経痛の原因のほとんどは腰椎部分(腰)にはないということです!

では、坐骨神経痛の本当の原因はどこにあるのでしょうか?
それはお尻から脚の筋肉にあることが非常に多いです。
筋肉が硬くなり神経を圧迫したり、筋肉と筋肉の間を通る神経が締め付けられたりして坐骨神経痛の症状が起こります。

こういった腰椎部分(腰)以外の原因を見付けることが得意なのが理学療法士や柔道整復師などの「治療家」です。
お尻から脚の後面に痛みやしびれがあり、病院でのレントゲンやMRIの結果に問題がないという方は一度接骨院や整体院に行くことをお勧めします。

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