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腰痛改善ブログ

2022/05/30(月)

椎間板ヘルニアとは?

椎間板ヘルニア

 

 

本日は椎間板ヘルニアについて解説したいと思います。

椎間板ヘルニアとは、「椎間板」と「ヘルニア」が合わさった言葉になりますので、
1.椎間板とは何か?
2.ヘルニアとは何か?
3.なぜ椎間板ヘルニアになるのか?
を解説していきます。

1.椎間板とは何か?
椎間板とは、背骨1つとその下の背骨の間にあるもので、線維軟骨という軟骨の一種です。
背骨(脊椎)は頸椎(7個)、胸椎(12個)、腰椎(5個)が積み木のように縦に積み上がっています。
各脊椎には頭部からの重さや重力により、立っている時は常に頭から足の方向に圧力がかかっています。
この圧力を分散したり、脊椎同士が衝突しないためのクッションの働きをしているのが椎間板です。

2.ヘルニアとは何か?
ヘルニアとは、ラテン語で「脱出」を意味する言葉です。
よって、椎間板ヘルニアとは、椎間板が脱出、飛び出した状態を指しています。
椎間板ヘルニアと聞くと腰痛をイメージされる方が多いと思いますが、言葉の意味から考えると、腰痛を指す言葉ではありません。
椎間板ヘルニアには、腰椎椎間板ヘルニアの他に頸椎椎間板ヘルニアがあります。
また、腸が脱出してしまう鼠径(そけい)ヘルニアというものもあり、一般的には脱腸と呼ばれています。

ここまでをまとめると、

椎間板ヘルニアとは、脊椎と脊椎の間にある椎間板が、後方に飛び出し、脊髄や脊髄から出た神経を圧迫してしまう疾患です。
椎間板が前方に飛び出すことはほぼ無く、私は今まで見たことがありません。

では、
3.なぜ椎間板ヘルニアになってしまうのでしょうか?
椎間板は後方に飛び出してしまいますが、その原因は、腰であれば腰が曲がっていること、首であれば首が曲がっていることです。
姿勢が悪く、腰が曲がっている時間が長いと脊椎の前方が圧縮されて椎間板が後方に飛び出してしまうのです。
首の場合も同じで、長時間スマホを見るなどで首を曲げている時間が長くなると、頸椎の椎間板も後方に飛び出し、飛び出した椎間板が神経に触れて痛みやしびれを引き起こしてしまいます。

このような症状は、腰や首を反ることで軽減できます。
例えは腰であれば、うつ伏せに寝て両肘を立てて上体を起こし、腰を反った状態を作ります。
首であれば、上を向いて首を反らせたり、その状態で首を横に倒すことも良いことです。

いずれも痛みが無く、無理のない範囲で行って下さい。
そうすることで最終的に、姿勢を整えていきましょう。

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